今年も早いもので、もう3月。春はもうすぐそこです。…が、同時に花粉も多い時期(><)まだ花粉症を発症されていない方も、どうぞ予防のため、マスクをしておでかけくださいね。
そんな花粉とは縁のない(杉の木がない)奄美大島へ行ってきました。2/12~16の4泊5日、天候は雨&曇りでしたが、それでも春先の暖かさで、山々は神々しく、とても素晴らしい旅になりました。
奄美大島は、固有種の動植物が豊富な島です。自分の作品の資料探しのため、奄美を訪れるたび、
ガイドさんにお願いして森へ連れて行っていただきます。
冬に訪れるのが初めてだったので、リュウキュウアサギマダラの集団越冬、何匹も何匹も、連なって枝にぶらさがっている様子を実際に初めて見ました! 今までから他の方の写真などを見て憧れていた光景で、すでに絵にも描いていたのですが…。
リュウキュウアサギマダラは、気温が15度くらいを下回ると集団で越冬するそうです。やっぱり、みんなで集まっていると、少しは暖かいのかな? なんだか愛らしいです。
冬眠している状態で、どんなに近づいて撮影しても、失礼して「ちょいっ」っと触っても、ぴくりとも動きません。一匹一匹も、じっくり見ると、胸(?)のあたりとか、短い毛(?)でフカフカしていて、ものすごくかわいくて。(生きていて動かない)チョウチョをこんなにじっくり見たのなんて初めてです。
午前中の、気温が低い時間に見に行ったのですが、これが、日中、気温が上がって来ると、一匹、また一匹と、一斉に羽を広げてひらひらと飛び立つそうで…こんどは、そんな光景も見に行きたいです。
奄美は、夜行性の動物が多いので、森の様子は明るいうちに見に行って、動物は、夜、ナイトツアーで探します。冬は動物の活動も少ないうえ、今回は天候もよくなかったのですが、アマミノクロウサギの子ども、2匹に会うことができました。
深い深い森。水をたくさん蓄えて、たくさんの生命を育んでいる森。そこに棲む動物たち。間違いなく、私たちと同じに、ここにあるもの。森へ行くと、自分を取り戻せる気がします。