改めまして、森呼吸とは…もともと、自然とのつながりを大切に考えて作品づくりをしている作家が、自然と、集まってできました。
森は、私たちと身近でありつつ、水を育み、生命を育み、そこから流れた水が海を豊かにし、また生命を育み、海から生まれた雲が雨を降らし…すべてがつながっているのです。
そして、東京の真ん中に居ても、いつでも森を感じ、森で深呼吸している気分になれるような気持ちのよい空間をつくりたい、と「森呼吸」の名前になりました。
【魚つき保安林】
これは、私の故郷である、京都府舞鶴市にある、冠島という無人島に立てられている看板です。この島の森も、周辺の海もとても豊かなのです。書かれてあることを転記します。
『冠島、沓島の森林の大部分が、「魚つき保安林」に指定されています。この保安林は、水面に影をつくったり、流れ込む水の汚濁を防いだり、養分に富んだ水を提供することにより、魚の繁殖を助けています。
(中略)
保安林では、その役割が失われないように伐採を制限したり、適切に手を加えることなどその働きを維持することが必要です。』
ここは古来より、漁師さんに大事に守られてきた島です。先人は、森と海が密接につながっていることを知っていたのですね。そして、脈々と受け継いでいる方々のいらっしゃること、大切に考えたいです。
【森呼吸(フライング?)予告】
昨年は7月に展示を開催しましたが、今年は秋にイベントを企画中。
まだ予告するには早いのですが、今後も展示をはじめとした企画をしていきますので、お楽しみに。
メンバーそれぞれが作家活動をしていますが、「森呼吸」としても、ゆっくり、ゆったり、活動を続けていきます。
木が大きく育つように、しっかりと、根を、幹を、枝を張っていけたらうれしいな。そして、そんな木々が集まって、豊かな森をつくりたい。そんな気持ちです。
今後ともよろしくお願いいたします。
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